このチームでもっと試合したかった。メタファーとしての日本代表
- 投稿日: 2010-07-02
- カテゴリ: 雑感
RDIの鈴木です。
サッカー日本代表、あと1歩のところでベスト8を逃してしまいましたね。ワールドカップ前までに積み上げてきたサッカーから少し方向性を変えたものだったけれど、とにかく本番での勝利に勝るものはないと思います。
これで日本代表はまた新たな事実を積み上げました。
12年前までは、僕らに言えることはこの2つでした。
- ワールドカップに出たことがある
- ワールドカップで1点とったことがある
そして2002年のワールドカップでは事実が増えました。
- 自国開催のワールドカップで勝利したことがある
- 相手を零封したことがある
- 1試合に2点とったことがある
- 自国開催のワールドカップで決勝トーナメントの進出したことがある
今回はまたさらにたくさんの事実を積み上げたと思います。
- アウェーのワールドカップで勝利したことがある
- 1試合に3点とったことがある
- アウェーのワールドカップで決勝トーナメントに進出したことがある
- ワールドカップの決勝トーナメントでPK戦まで戦ったことがある
こうやって一つひとつ事実を積み上げたからこそ、「だから次はできる」「次はベスト8を狙える」と現実的に考えていくことができると僕は思います。強くなるというのは、事実を積み上げ、日本全体が「自分たちはできるんだ」という自己効力感を養っていくことと無関係ではないはずです。
このように考えると、キャリア形成も全く同じですね。一つひとつ、事実を積み上げることで道は開けます。今できるベストのことを一生懸命実施していれば、いつか点と点がつながる。スティーブ・ジョブズもそう言っていますよね。
そして最後に。凱旋帰国した代表メンバーは口々に「このチームでもっと試合がしたかった」「解散するのが寂しい」「練習も楽しかった」と言っていました。それほどチームワークがよかったのですね。この言葉、自身の仕事に置き換えれば大きな示唆に富む発言となります。「この職場でもっと仕事がしたかった」。自信を持ってそう言えるような仕事、環境に自らの行動でしていかなくてはなりませんね。その勇気を日本代表は僕らにくれたのだと思います。




