- 投稿日: 2009-12-29
- カテゴリ: 日々の記録
RDIの鈴木です。
RDIは今日が仕事納めでした。RDIは1月-12月を事業年度としていますので、これで2期目が終了したことになります。
お客様、ビジネスパートナーのみなさま、また、僕らと関わった全ての方々に感謝申し上げます。
来年も精一杯「RDIらしく」頑張っていきたいと思いますので、引き続きご支援の程何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、今日は目標設定についてお話ししたいと思います。
先日サッカー日本代表の岡田監督が母校の早稲田大学で講演をされて、このようなことをおっしゃっていました。
「明確な目標はもちろん「W杯本大会でベスト4入ることに本気でチャレンジしねえか」ということ。みなさんはいろんな成功の書とか読んで「目標設定って大事だ」と思っているでしょうが、今みなさんが思っている10倍、目標は大事です。目標はすべてを変えます。W杯で世界を驚かすために、パススピードを上げたり、フィジカルを強くしたりと、1つずつ変えていくと、かなりの時間がかかります。
ところが、一番上の目標をポンと変えると、オセロのように全部が変わります。「お前、そのパスフィードでベスト4行けるの?」「お前、そんなことでベスト4行けるのか?」と何人かの選手にはっきりと言いました。「お前、その腹でベスト4行けると思うか?」「夜、酒かっくらっていて、お前ベスト4行ける?」「しょっちゅう痛い痛いと言ってグラウンドに寝転んでいて、お前ベスト4行けると思うか?」、もうこれだけでいいんです。」
岡田監督の講演内容はこちらに公開されていますのでご興味ある方は是非ご覧になってみてください。魂に響くことをお話しされています。
やはり岡田監督のお話しにもあるように目標というのは大事だと思います。論理や論拠は大切でそれは疑いないことだと思うのですが、A=B、B=C、∴(ゆえに)A=C、という論理からは仮説や目標は生まれません。自分がどうしたいか、という主体的な意思決定こそが自分のキャリアを方向付け、またその推進力になりうると思います。
目標が大切だというのは普遍的であまり疑いの余地がないと思いますが、最近RDIが手がけた回帰分析を用いた調査・分析において、目標設定が基礎力向上に寄与しているという定量的な結果が得られましたので一部ご紹介したいと思います。
対象はある企業の内定者で、学生生活と社会人基礎力の向上の因果関係を調査したものです。
調査プロセス
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(学生の基礎情報や生活スタイルなども調査した上でそれらを全て平均と仮定した上で調査する手法を用いています)
結果として現れたのは、セルフチェック・ドリブンで向上させたい基礎力を選択した人よりも、テーマ・ドリブンで向上させたい基礎力を選択した人のほうが基礎力が向上しているという因果関係です。
どういうことかと言いますと、
①セルフチェックの結果、低い基礎力があるのでそれを伸ばそうとした人よりも、
②で設定した最高の学生生活(言い換えれば学生生活における目標)を成し遂げるために必要な基礎力を考えて伸ばそうとした人の方が基礎力が伸びている結果が有意なものとして現れたのです。
これは考えてみれば当たり前のことで、自分の苦手なことを無理やり向上させようとするよりも、自分の実生活に即した場面に必要な力の方が向上しやすいということです。また、「最高の学生生活」というポジティブなキーワードで考えてもらっていますので、ギャップ・アプローチよりもポジティブ・アプローチの方が基礎力が向上することの証左かもしれません。
岡田監督は講演の最後をこう締めくくっています。
「若い人にこれからチャレンジをしてもらいたいということです。「いやあ、今はこんなことやったって......」といった能書きはいい。ともかく一歩踏み出して、どんなことでもいいから目標を作ってチャレンジをする。(中略)頭でごちゃごちゃ考える前に踏み出してみる。少々壁や何かがあろうが、そんなもの関係ない。必ず乗り越えられる。壁というのは邪魔をするためにあるのではない。自分の気持ちを確認されているんです。「本気でこいつはやってんのかどうか」と。そういうつもりでチャレンジに一歩踏み出していただければ幸いです。」
とにかく目標を作ってチャレンジ。豊かな国だからこそ今一度考えたい言葉ですね。
それでは、2009年大変お世話になりました。
2010年も、どうぞよろしくお願いいたします。
最近読んでいる本
フリーランスを代表して申告と納税について教わってきました きたみりゅうじ(日本実業出版社)
会社を経営していてやはり気になるのが税金です。僕は昔FPの資格を取得したことありますので基本的な税の知識などは持ち合わせているつもりですが(とはいっても勉強したのが10年以上前なので怪しい点も多々ありますが・・)、実務として「結局勘定科目って何をどれにつければいいの?」とか「経費ってどこまで許されるの?」などという本来的に1番気になることは座学では教えてくれません。そこで手に取ったのが本書です。基本的にはフリーランス向けの税の基礎や裏技(!?)が記載されていますが、中小法人のこともよく分かります。漫画家の方が書かれていますので構成もよくできていて、かゆいところに手が届く内容となっています。
最近の運動
ランや自転車通勤は相変わらず続けています。自転車通勤をはじめて9ヶ月たち、これまで累計で2400キロ走りました。たぶん僕がこれまでの人生で自転車で走った距離の10倍くらいをこの9ヶ月間で走ったのではないかと・・。それくらい自転車にははまっています~。

- 投稿日: 2009-12-13
- カテゴリ: 日々の記録
RDIの鈴木です。
NHK教育で「知る楽」という番組が月~木まで放送されています。曜日ごとにテーマを決めてオトナの心を動かす知の世界へと誘う内容で、12月は木曜日に佐藤可士和さんが「仕事学のすすめ」というテーマで登場しています。
佐藤可士和さんといえばユニクロのブランディングなどを手がけているアートディレクターで、佐藤可士和の超整理術の大ヒットで一躍有名人となりました。僕も恥ずかしながら「佐藤可士和の超整理術」で初めて佐藤可士和さんという存在を知りました。ただ、本のヒットやユニクロを手がけているということは知っていながら、これまでまったく触れたことはありませんでした。
今回番組を見て初めて佐藤可士和さんの考えに触れたわけなのですが、かなり感銘を受けたました。もっと早くに触れておけよかったです。彼はアートディレクターという肩書きで、切り口こそ「デザイン」ですが、まさしく問題解決屋ですね。
佐藤可士和さん曰く、デザインする作業ではクリエイターのエゴは決して出してはけないそうです。彼自身若い頃はどこかで自分のアートを付け加えてやろうという意気込んでデザインしていたそうなのですが、デザインとはそういった表面的なものではなく、本質を徹底的に追求して「それは何なのか」という究極的な問いに対して表出する答えを表現するものだと気づいたそうです。
その一例が、国立新美術館のロゴのデザインコンペに参加したときの話しです。
もともとの依頼はNACT(National Art Center, Tokyo)のロゴをデザインしてほしいというものだったのですが、佐藤可士和さんはどう表現しようとしてもNACTという言葉に違和感を感じてしまったそうです。そこで国立新美術館とは何なのかということを徹底的に考えたところ、展示スペースを自由にデザインできたりとか、特定のアートや美術品を常に飾るのではなく展覧会や企画展を常に仕掛けるというスタイルで運営するなど、コンセプトがすべて「新しい」ものだという考えに行き着き、考えてみれば美術館の名前にも「新」という言葉が入っていることに気づいたそうです。であれば、先方の依頼とは異なるけれど、NACTではなく「新」を使った方が日本発というイメージも付け加えられるし、しっくりくるのではと考え、現在のロゴを提案したとのことでした。
こういった本質を追求して、そのもの自身のよさを引き出すというデザインのやり方に行き着いたとき、佐藤可士和さんは新しい感覚を得たそうです。それは、「アイデアはなくなることはない。なぜなら答えは目の前にあるから。」というものです。若い頃はアイデアが枯れたらどうしようという強迫観念のようなものを感じたこともあったそうなのですが、今はまったくそういった心配はしていないそうです。
佐藤可士和さんの考えは、部分ではなく全体をデザインする、ということなのだと思います。個別の事象にとらわれず、機能としての全体を見据えてそのキャラクターや特徴を見える化すること、これは全てのビジネスにおいて重要なことですよね。僕らは採用をデザインする仕事をしていますが、やはり大切なのは「そもそも採用とは何なのか」という根源的な問いなのだと再認識しました。その問いなくしては採用の成功も定義できませんし、そこからおりてくる求める人材の定義すらままなりません。この辺りの僕らの考えもいずれ紹介したいと思います。
佐藤可士和さんの仕事学のすすめの次回は12月17日(木)22:25~です。興味ある方はぜひご覧になってください!
最近読んでいる本
プレゼンテーションzen(ガー・レイノルズ) ピアソン・エデュケーション
箇条書きだらけのスライド、後ろの方では文字が見えないスライド、煩雑で論点が見えないスライド。我々が目にしている幾多もの退屈なプレゼンテーションからそろそろ脱却するために最適なアプローチを紹介している本です。スライドはプレゼンターを補助するためのツールで配布資料とは別物であるという考えに則って、その準備、デザイン、実施についてシンプルで魅力的なアイデアを提示してくれます。
僕らも講演や講義などの仕事をすることがあるのですが、そのときに作成/使用するパワーポイントのスライドについていろいろ考えさせられる内容です。読み終わったら考えをまとめてブログで紹介したいと思います。
最近の運動
相変わらずチャリ通とランを。11月は50キロしか走らなかったので、12月は100キロは走りたいです。
- 投稿日: 2009-12-09
- カテゴリ: お知らせ
RDIの鈴木です。
以前も当ブログで紹介したエントリーシートの自動採点サービスを商品として展開することにいたしましたのでご報告いたします。
エントリーシートの採点の基準が曖昧になっていませんか?
貴社のエントリーシートの採点においてこのようなことが起こっていませんか?
- 複数の担当者で分担して採点しているので基準にばらつきがある
- 主観による判断でよいのか不安に思うことがある
- 結局日本語が論理的に記述できていれば合格としているケースがある
上記のような思いを抱いているお客様は、弊社のES3(Entry Sheet Scoring Service)をぜひお試しください。
ES3は「論理性」という切り口からエントリーシートを自動採点し、客観的な素点を与えるサービスです。
論理的に考える力は問題解決の基本となっている力であり、全ての仕事に共通して求められる能力です。昨今では、求める人材像で「論理的に考えられる人」という項目を挙げている企業も少なくありません。
しかし、面接における論理性のチェックは評価者によってばらつきが発生したり、質問の内容によって論理性の発揮のしやすさが左右されたりするため客観的な測定は困難です。
そこで、エントリーシートの記述内容の論理性を自動採点することで、一定の指標のもとで客観的な素点を与えることが可能となります。
※ただし、ES3の素点のみで合否を判断することはお勧めしておりません。あくまで素点として捉え、参考データとしてご活用いただければと思います。
●自動採点イメージ
まず、上記のように応募者IDと記述内容を準備します。
これをES3に投入すれば、論理性として素点が与えられます(1点満点)。
●設問の推奨設定
ES3は論理性に素点を与えるサービスですので、設問が論理性を問う形式で設定されていることが推奨されます。
例)弊社が今後環境問題に力を入れて取り組むべき理由を述べなさい。(600字)
上記のような設問の場合は、意見を論理的に説明する必要がありますので、自ずと回答に論理性が問われる形となります。また、文字数に関してもできれば 600字程度以上が推奨されます。短すぎると、必ずしも論理的でなくても筋が通る文章となるケースがあり、その場合は実際にはよく書けている文章であるにも関わらず、ES3による採点が意図せず低いものとなる可能性があります。
ただ、一般的なエントリーシートにおける設問でも採点することは可能です。
例)あなたが学生時代にもっとも頑張ったことを述べなさい。(400字)
このケースでも、採点は可能です。ただし、必ずしも論理的に回答する必要がない設問(熱意を猛アピールしてくる学生がいるかもしれない)ですので、ES3での素点の他にも担当者がしっかりと読み込む必要性があります。
●価格
10万円~
まずは試しに使ってみたい、というご要望にも柔軟に対応いたします。
お気軽に弊社までご連絡ください。