- 投稿日: 2009-08-15
- カテゴリ: お知らせ
RDIの鈴木です。
先日ビズテリアという冊子にRDIが取材され、その結果が次号(9月上旬発刊)の巻頭カラーで掲載されます。
特集テーマは「組織コミュニケーション」で、僕らは組織活性のための採用と育成といった切り口で取材を受けました。僕らが大切にしている「採用と育成は本本来シームレス」「採用に科学の視点を」といったコンセプトをお話ししたつもりです。発刊が楽しみです~。

↑写真は8月発刊の前号
最近読んでいる本
デザイン思考の仕事術を昨日読み終わりましたので、次に何を読もうか考えているところです。
フューチャーサーチ(ヒューマンバリュー)か、グラウンデッド・セオリー・アプローチ(新曜社)あたりかな・・。
フューチャーサーチは、これまでの書籍でも大変参考にさせてもらっているヒューマンバリューからの新刊なので概念を理解しておいた方がよいかなと思っています。グラウンデッド・セオリー・アプローチは、定性調査の方法論が記載されていると伺ったので興味を持っています。定量調査に関しては統計定期手法から重回帰分析などを用いて実施していますが、定性調査を納得的に実施するということのヒントが得られればと思っています。
最近の運動
先日は11.3キロを59分で走りました。
10月24日にNIKE HUMAN RACEに出ますので軽くトレーニングしとかないと・・。
10キロのファンランですけど、楽しみです!
- 投稿日: 2009-08-10
- カテゴリ: 日々の記録
RDIの鈴木です。
研修を実施していて、受講者の方にKJ法を実施してもらうことがあります。
しかし、KJ法の結果を見て、どうもうまく実施できていないことがあると感じていました。
それは例えばこのようなことです。
「自分が成果をあげたときに大切だったこと」について下図のような項目があがったとします。
それらの項目に対してKJ法を実施してもらうと、例えば下記のようになるケースが何度かあります。
もちろん、絶対的な正解が存在する世界ではないので、これでも構わないとは思います。
しかし、この結果で「成果をあげるときに大切なことはスタンスである」と結論付けてもこれは無味乾燥なものであると言わざるを得ません。
そこでKJ法について調べているときに、棚橋弘季さんのブログDESIGN IT w/LOVE!に「なぜ、KJ法は失敗するのか?」というエントリーを発見し、受講生が失敗する要因が少しわかったような気がしました。
棚橋さんは、KJ法には単位化、統合化、図解化、文章化の4つのプロセスがあるとおっしゃっています。
僕らの研修では、この中で単位化と統合化までを実施していますのでこの2つについて気づいたことを備忘録の意味も込めて書き記しておきます。
●単位化
その名の通り、事象や想いなどの質的データを単位化して書き出す作業です。僕が貼りつけた図の1枚目のフェーズですね。
棚橋さんは、この局面での失敗例を3つあげています。
- 他人が見て、どういう状況の行動を抜き出したのかがわからない。
- 要約しすぎてしてしまう。元々の行動の文脈が抜け落ちたり、具体的な内容が失われる。
- 勝手に「これはいらない情報だ」と判断して単位化しない。情報が不足する。
これについては、僕らは受講生に多くを求めていません。
なぜならグループワークで会話をしながら作業を進められるので、具体的な内容や情報の不足については適宜口頭で補うことができるからです。
例えば、上述のお題目で「放任主義」と書けば、他の人からすれば「え?放任主義が大切なことだったのですか?」と聞きたくなるかもしれません。
ただ、きちんと説明すればそれは適切な権限委譲で、成果創出に大切な要素であることが判明した、というようなことです。
単位化するという時点で情報のコンテクストが失われるのはある程度仕方ないので、ここに関しては「放任主義」です。笑
それよりも、次の統合化のプロセスで多くの問題が起こっているように感じています。
●統合化
似た意味のものをつなぎあわせ、そのグループに適切なラベルをつける作業です。僕が貼りつけた図の2枚目のフェーズですね。
棚橋さんが例示している失敗例が以下です。
- 似ているものをつなぐことをせず、カテゴリーに分けてしまう。
- 観察対象の人びとの行動のなかの体験そのものを想像せずに、カードに書かれた言葉のイメージだけで分類する。
- 最初に大きなグループに分けてから、小さなグループを作ろうとする。
- グループ化したものに、そのグループに含まれる特徴をすべて含んだ適切なラベルがつけられない。
- ラベルが貧弱なため、ラベルとラベル同士の類似が見つけられない。
これを見て、僕らの研修で発生している失敗の要因が分かったような気がしました。
受講生を見ていると「観察対象の人びとの行動のなかの体験そのものを想像せずに、カードに書かれた言葉のイメージだけで分類」してしまい、そして「そのグループに含まれる特徴をすべて含んだ適切なラベルがつけられない」のです。
これを防ぐために、「分類する」のではなく「つなげる」ことを強調する必要があるということがよく分かりました。
おそらく受講生は、まず分類してみようというところから入り、分類のカテゴリーとして「スタンス」「能力」などのそれ自体には意味を持たないワードを選択してしまうのです。
そうではなく、コンテクストを含めて似ている意味のものをつなげ、その意味をラベル名そのものとし、他に似ているラベル名のものがあればそれらをさらに統合する、という順番が本来のKJ法の手順なのです。
次回はうまく受講生にKJ法の手順を伝えられる・・ような気がしてきました。笑
僕らの研修の中でKJ法はあくまで研修の仕掛けの一プロセスなので、KJ法のやり方を学ぶことが目的ではないのですが、それでも適切にフォロー出来たほうがよいですよね!
グループワークの途中で介入もできるので、適切にフォローして、せめてこれくらいのものができればいいな・・と思っています。僕が作ったものなのでもっといいものがあると思いますがご勘弁を!
最近読んでいる本
引き続き、棚橋弘季さんの「デザイン思考の仕事術」を読んでいます。
この本の中に今回のブログで紹介したKJ法についての記述もあります。
最近の運動
先週末のフットサルは完敗でした。
予選で0-5とボコられたり・・。
暑い中8分ハーフの試合を4試合したところ、試合中や合間にスポーツドリンクを合計2リットル(500ミリ×4)と水を大量に飲んだにもかかわらず、大会終了後しばらくたつまでまったくオシッ○が出ませんでした・・。汗かきすぎ!
- 投稿日: 2009-08-05
- カテゴリ: 日々の記録
RDIの鈴木です。
今回はいきなりメタファーから入ります。
「すいませーん、いい心臓売ってないですかー?」
「いらっしゃい。心臓はいろいろそろえていますよ。ところでお客さんは心臓に何をお求めですか?」
「えーっと・・」
「心臓って言っても単体では機能しないですからね。右心室、左心室とか部屋も分かれてますし、それぞれ機能も違いますよ。循環器としての心臓をお求めですか?」
「うーん、面倒なことはいいから、とにかくいい心臓売ってよ。」
こういうのはちょっと変ですよね。いや、心臓を売っているとかそういうのが変というわけではなくてですね。お客様が心臓がほしい目的が分からないので、心臓屋さんもどの心臓を売っていいのか分からないですよね。
これと同じことが、育成の世界でもたびたび発生していると思うのです。
「すいませーん、いい研修売ってないですかー?」
「いらっしゃい。研修はいろいろそろえていますよ。ところでお客さんは研修に何をお求めですか?」
「えーっと・・」
「研修って言っても単体では機能しないですからね。研修はカテゴリーごとに分かれていたりしますし、それぞれ目的も違いますよ。組織活性としての研修をお求めですか?」
「うーん、面倒なことはいいから、とにかくいい研修売ってよ。」
これは、モノとコトを混同しているために発生していると思うのです。
研修は単体で見れば「モノ」ですが、そもそも、
- 社内で必要としているコンピテンシー、スキルなどはどのようなものなのか
- それらを伸ばすために、どのようなスキームを用意するのか
- スキームの中における研修には何を期待しているのか
などの「コト」をしっかりと作った上で初めて効果を期待できる「モノ」であると思います。
我々RDIはモノ(研修)も作りますが、コト作りをするための一つの手段としてモノを作りたい。
そんなことを考えています。
最近読んでいる本
デザイン思考の仕事術 棚橋弘季 日本実業出版社
棚橋さんはDESIGN IT! w/LOVEという有名なブログを書かれている方で、僕も頻繁にチェックしています。
本の帯にはこのように書かれています。
「僕らは長いあいだ、勘違いしていたようです。デザインの仕事というのがあると誤解していたんです。実際にはデザインとは僕らが勘違いしていたような狭い範囲の仕事ではなかったのです」
デザインって素敵な言葉ですよね。キャリアデザインという言葉を僕らもよく使います。そのデザインという考え方を仕事術、つまりはメソドロジーとして活かすということだと思いますので、興味を持って読んでいます。
最近の運動
雨が多くて思うようにチャリ通できていないのですが・・。
ランは、先日10.7キロを54分で走りました。涼しい日を選んだのがよかったみたいです。