AIファシリテーションを実施してきました
RDIの鈴木です。
みなさんはAIという言葉を聞いたことがありますか?
AIは、いわゆるポジティブ・アプローチに関する体系的ファシリテーション手法です。
外部から「こうあるべきだ」「こうしなければダメなんだ」という基準を与えられるよりも、自ら「こうありたい」と思う姿に向かう方がエネルギーが出せるのが人間ですよね。
そのエネルギーを解放させると、主体性が高まり自然と自己組織化した個人・集団に向かっていくといわれています。
このプロセスのお手伝いをするのが、AIファシリテーションです。
AIはAppreciative Inquiryの略語なのですが、これを言おうとすると未だに舌を噛んでしまいます。笑
先日、あるお客様の内定者に向けて、学生から社会人へのパラダイムシフトを図る目的でAIファシリテーションを実施してきました。
その様子を簡単にご紹介します。
内定者のみなさんは、「何が行われるんだろう」「何を言われるんだろう」と不安な様子でAIに入りました。
案の定、現在の素直な心境を順番を決めずに話す「チェックイン」においては身構えている様子でした。
最初に話した人から時計回りに話したり(つまり、「順番が来たから話している」という状態になってしまっている)、緊張や不安が垣間見られたり・・。

しかし、最高の体験(ハイポイント)の振り返りや、大切にしたい価値観(ポジティブ・コア)を仲間と共有したあたりから徐々に内定者のみなさんの表情が変わってきました。
不安な様子が消え始め、非常に生き生きとし始めたのです。
このあたりから、全員が前向きに議論に関わり始めます。

そして、ポジティブ・コアを体現したスキット(寸劇)をたった40分の準備・発表という難題も、全員で協力して見事実施してしまいました。
それもとても素敵なものを。
その場にある画用紙やポストイットも、ファシリテーター(僕)に確認することなく自発的に利用したり、全員立ちあがって準備したり・・。
もうここまで来れば、僕が何もしなくても生まれるものが生まれる、と。
そんな「場に任せても大丈夫」という雰囲気になっていました。

「私の一歩」「私たちの一歩」では、4月1日に入社したらまず自分たちにできることで何をするか、を発表してもらいました。
社員の方も見に来てくれたので、ここでは内定者一同で社員に決意表明!
社員の方も大変感動しておられました。
最後の「チェックアウト」では、身構えている様子は一切なし。
主体性が完全に解放され、話したい人が手を挙げて・・、ともうここで語る必要もないですね。

彼ら彼女らは、教授的手法では教えることのできない最高のレディネスを醸成して入社を迎えることができそうです。
AIについては組織活性から内定者研修、新入社員研修、そしてリーダー研修など、さまざまなシーンで活用できるとRDIでは考えています。
ファシリテーションする機会が訪れたらまたご紹介したいと思います。
・最近読んでいる本
「個と組織を生かすキャリア発達の心理学」二村英幸(金子書房)
二村さんの本は、実践的でありながら学術的な内容も盛り込んでいるので、RDIとしての思想にぴったりでちょくちょく手を出しています。
この本はそのままGCDFの教科書にしても問題なさそうですね。
カウンセラーが最低限知っておくべきキャリア形成の理論が詰まっています。
これからカウンセラーになろうとしている人にもお勧めですー。
・最近の運動
3月8日にフットサルして以来何もせず・・。
風邪と花粉症と引っ越し(私事)を言い訳に。
来週はがんばります~。
ランの距離で小宮に負けているのが悔しくてなりません。





